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Google検索で検索した際のSSL暗号化の拡大について

2013.09.26

Google検索で検索した際のSSL暗号化の拡大について

Google検索で検索した際のSSL暗号化の拡大について

今回のコラムでは、今月9月からGoogleが導入している検索の際のSSL暗号化についての情報を発信したいと思います。

 

以前はGoogleアカウントにログインした場合のみ、SSL暗号化がなされて検索結果が表示されていたのですが、現在はログインしていない場合でも、暗号化されている場合が確認されております。

 

検索した際に暗号化されるため、検索したあとのページのURLが

・https://

から始まるURLになっています。

 

■検索した際の例

「練馬 リフォーム」

https://www.google.com/search?q=%E7%B7%B4%E9%A6%AC%E3%80%80%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0&rlz=1C1SKPL_enJP422&oq=%E7%B7%B4%E9%A6%AC%E3%80%80%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0&aqs=chrome..69i57j0l5.8935j0j7&sourceid=chrome&espv=210&es_sm=93&ie=UTF-8

 

「六本木 ランチ」

https://www.google.com/search?newwindow=1&rlz=1C1SKPL_enJP422&espv=210&es_sm=93&q=%E5%85%AD%E6%9C%AC%E6%9C%A8%E3%80%80%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81&oq=%E5%85%AD%E6%9C%AC%E6%9C%A8%E3%80%80%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81&gs_l=serp.3..0l10.7410.17301.0.17644.20.18.2.0.0.5.171.1684.15j3.18.0….0…1c.1j4.32.serp..5.15.1184.wy3gZY1Ual0

 

すべての検索にSSL通信が使われることで、自社サイトへの流入をもたらすキーワードの特定ができなくなるため、アクセス解析Googleアナリティクスで調査をした場合、「Not Provided」と表示される形になっています。

現時点では、すべてのキーワードが取得不可になったわけではありませんが、完全に切り替わるのも時間の問題です。もう間もなく完全に切り替わると思われます。

 

余談ですが、今年の6月に元CIA職員が、米国家安全保障局(NSA)が通信傍受をすることにより、不特定多数の個人情報を無断で収集していたことを暴露した出来事がありました。

その際、GoogleやFacebookなどが、個人情報収集に協力していたのでは、という情報も流れたのですが、もしかしたら、こういった通信傍受に対してのGoogleの反論的な対策とも考えられそうです。

 

コレアラタコラムでは、新たな情報がわかり次第、発信していきたいと思います。